健康食品でガンが治癒できると仮定した場合の仕組みを教えてください。

2001年度10月現在の最も有力と思われるひとつの学説をご紹介します。 ここ数年で、健康食品に関する研究は大きく変化しています。 AHCCとD12と云う健康食品で簡単に説明します。 数年前の健康食品関係の書籍内容とは異なる部分もありますので参考にして下さい。

  体の中で起こっていること わかりやいイメージストーリー
食事のアンバランス、老化など様々な原因により、体内の免疫力が低下してきます。 本来、健康体の免疫力では阻止できていたガン細胞が大きくなり始めます。 国内の政治腐敗、平和ボケや高齢化など様々な原因により、国内の治安が低下してきます。 本来、警察や機動隊の抑止力でテロ犯罪が阻止できていましたが、テロ組織による犯罪が大きくなり始めます。
体内では、ガン細胞を単なる異物排除と感知し、 免疫細胞である白血球やNK細胞が初期排除を試みます。(原始的免疫機構) 健康体であればこの段階でガン細胞は排除されます。 国内では、テロ犯罪を単なる犯罪であると認識し、 治安維持を担う警察や機動隊が初期排除を試みます。(犯罪撲滅キャンペーン) 治安が維持されていれば、この段階でテロ活動は排除されます。
初期の免疫作用では、ガン細胞を排除できなかった場合、 ガン細胞は、血液中やリンパ液中にガン抗原ペプチドを放出します。 初期の警備活動では、テロ組織を排除できなかった場合、 テロ組織は、国内にアジトを構えや犯行予告などをするようになります。
この抗原を免疫細胞の一種であるマクロファージ(単球)や樹状細胞が捕らえ、 抗原情報をHLAクラスII抗原と呼ばれる形に変え、ヘルパーT0細胞(Th0)に伝達します。 この犯行予告を防衛組織であるテロ対策特殊部隊が発見し、 政府に緊急事態である旨を事態を伝達します。
ヘルパーT0細胞は、抗原呈示細胞(APC)であるマクロファージ(単球)や樹状細胞から 産生されるインターロイキン12(IL12)の作用を受けて、 ヘルパーT1細胞(Th1)へ成熟分化します。 事態が飲み込めた政府は、テロ対策特殊部隊より、対テロ特殊武器による攻略作成を受けて、 危機管理テロ対策本部を設け、防衛に備えます。
ヘルパーT1細胞(Th1)は、インターフェロンガンマなどの免疫活性物質(サイトカイン)を放出し、 キラーT細胞(CLT/細胞障害性T細胞)を活性化させます。 危機管理テロ対策本部は、対テロ特殊武器を製造させ、軍隊を活性化させます。
こうして体内の白血球の仲間であるキラーT細胞が、ガン細胞と交戦できる体制が整います。 こうして国内の軍隊が、テロ組織と交戦できる体制が整います。
キラーT細胞が、ガン細胞と交戦してもガン細胞の勢力がつよく、増殖を許してしまう場合もあります。 軍隊が、テロ組織と構成してもテロ組織の勢力が強く、新たなテロ行為を許してしまう場合もあります。
この抗ガン性免疫物質(サイトカイン)であるインターロイキン12やインターフェロンガンマの産生能が低下するとガン細胞が増殖する可能性が高まるのです。 NK細胞やマクロファージが何らかの理由で弱っていると正常な自己免疫システムが維持できないからです。
10 ここでキノコ系多糖類(AHCC)食することで、小腸で吸収されて血液中に入り、免疫細胞が刺激(リンパ球刺激作用)され、 抗ガン性免疫物質(サイトカイン)の産生能を高めるのです。ここで大事なことはAHCCは武器ではないと云うことです。
11 但し、免疫細胞にいくら刺激を与え続けても、サイトカインを作り出す細胞内のアミノ酸が不足がちになり、 結果的に低下してしまう現象があります。 免疫枯渇現象(サイトカイン枯渇現象)です。
  • 導入後、数ヶ月はよかったが、再び悪化してきた状態
  • 導入後も悪化をし続けるような状態
但し、テロ特殊部隊に新しい武器の設計を依頼しても、良い武器は作れず、ましてや武器をつくる材料が不足がちになり、戦うことはできなくなります。 結果的にテロ組織は拡大してしまいます。
  • はじめの武器で制圧できたが、武器がなくなってきた状態
  • はじめから武器が足りていなかった状態、既に武器を使い切っていた状態
12 そこで不足したアミノ酸を改善させるための成分が含まれている食品がD12です。 AHCCで免疫細胞を刺激し、D12でサイトカインの素材を補給することで持続的な免疫力が保たれるのです。 通常の食事が取れる状態であれば、素材の補給が続くかもしれません。しかし、食欲がなかったり、 栄養をつけられる状態でない場合は、AHCCに加えてD12を併用することが望ましいと思います。 この理論がある程度正しいと仮定するならば、多数の健康食品を取れば取るほど、免疫細胞への刺激だけが多くなり、 結果的にサイトカイン産生能を低下させてしまうのです。 良いと思われる健康食品のひとつひとつは優れているかもしれません。 しかし、併用しすぎは逆効果であるという思わぬ落とし穴があったのです。
13 数年前までは、NK細胞が活性化されるとガン細胞が排除されると云う理論もありました。 今でもこの理論だけで販売している健康食品もあるようです。しかし、それはそれで間違いではありません。 その開発した時点では正しかったのです。なぜ変わってきたのか? それは自己免疫システムについて日々研究が進んでいるからなのです。
14 食品は、その種類や成分によって軍隊を強くしたり、武器を造らせる可能性をもっています。 武器だけを沢山造っても戦う軍隊が弱っていれば武器は使いこなせないし、 強い軍隊がいても、武器がなければ戦うことはできないのです。 また、武器の製造工場が老朽化していたり炎上している場合もあります。 軍隊が少ない場合や強くなれない軍隊もあるのです。これが個人差なのです。
15 健康食品は、自己免疫システムを動かす、細胞レベルの小さなお手伝いをしています。 決して健康食品自体が変化してガン細胞を攻撃するのでなく、ご自身の免疫力で回復を図るのです。 「健康食品を食べれば効果があるのか」「***ガンには効くのか」と云う質問を数多く頂きますが、それは誰にもわかりません。 ただ、云えることは自己免疫力を向上させるきっかけが健康食品であり、食べるだけで可能性が開けると云うことです。
参考書籍:医学的ガン免疫療法最前線/宇野克明著。2001/7/12発行
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注意事項:AHCCとは食品であり医薬品ではありません。資料内の質問に対する所見については、 医師法20条並びに薬事法66条に抵触しない範囲で、 AHCCの召し上がり方及び臨床医師の個人的な臨床研究成果を記した参考文献です。 AHCCの効果効能を誇張したり保証を担保するものではありません。 尚、この資料を営業用の販促資料に用いることは法に抵触します。
監修/医学博士 医師 細川俊彦
 
資料提供:AHCC首都圏健康相談室